2011年4月アーカイブ
ラリベラから91通のメッセージが届きました
ラリベラの皆さんへの御礼
タコ焼き班、お掃除班、それぞれ大活躍
黙々と津波の後片付けに明け暮れた4月24日ボランティア
日用品をお送りください
相馬市の避難所での炊き出しは終了します
相馬市内の避難所を巡り、月・水・金と週3回行っていたエチオピアコーヒーと家庭料理のサービスですが、4月15日をもちまして終了いたします。
相馬市は4月18日から学校給食を開始、避難所にも給食が配布されることになりました。
フー太郎の森基金の炊き出しは、隣の新地町で引き続き行って参ります。こちらは450戸が津波で流され、600人が避難所で生活をしています。4月20日にはタコ焼き班が250人分のたこ焼きを焼く予定です。
津波で被災した会員宅掃除
事務局のある相馬市のフー太郎の森基金の会員で被災された方のお宅の掃除を行いました。
SHさん宅は先日の泥掻き以来二度目。家具の洗浄や床磨きをしました。STさん宅は泥掻きや海苔網の撤去でした。STさん宅は船が玄関先を直撃。1カ月経過した今も、家の周りの駐車場や空き地に4艘の船が突っ込んでいます。
お見舞い金の使いみち
支援物資の配布先
これまで全国のフー太郎の森基金の支援者の皆さんから、さまざまな支援物資が届けられました。いろいろお心遣いを賜りありがとうございました。これらは以下のように利用させていただきました。
・食糧や水:相馬市の避難所で週三回のコーヒー&家庭料理のサービスをする際利用、または配布。東部公民館、みなと保育園、被災したフー太郎の会員、尾浜南ノ入周辺の住民に配布
・履物:中村第一小学校の避難所に配布
・自転車:中村第一中学校、中村第二小・中学校の避難所に配布
福島県内の放射線レベル測定図
福島大学の理学部の有志の方々が、福島県内の放射線レベルの測定をして情報提供を行っております。ニュースで話題になる「10キロ圏」、「30キロ圏」ですが、原発からの距離というのがあまり意味を成さないというのが、この地図で分かります。特に、津波の被害のあった沿岸部は、原発が近くても数値がかなり低いです。風向きや降雨などの気象状況もあるでしょうが、更地になったせいで、放射性物質が留まるところがないせいでしょうか?
事務局のある相馬市尾浜周辺は、0.4~0.6マイクロシーベルトと、測定された場所の中でも際立って低い数値になっているのが幸いです。
福島にお出掛けの方はご参照ください。
大工の目黒さん(双葉町)事務局を訪問
フー太郎のツリーハウスを作ってくださった大工の目黒さんは、福島第一原発の10キロ圏内にある双葉町にお住まいで、今回故郷を追われたお一人。
廃炉まで10年(東芝)、環境浄化まで100年(英科学誌)といわれる今回の原発事故。「私たちはいつ家に帰れるんでしょうか
」という奥様とみ子さんの悲痛な声に、返す言葉もありません。とりあえず、宮城県の親戚宅に身を寄せるとのことです。震災から1カ月、復興のスタートすら切れない人々もいます。
目黒さん、がんばれ!のメッセージは、
被災者に横浜の一軒屋のご提供
思い出集め隊@相馬市
次なる支援は家財道具
避難所を見回すと衣類食料はそろそろ行き渡っている感があります。そこで次なる支援は、仮設住宅に入ってからの家財道具ではないかと思います。仮設住宅には赤十字から冷蔵庫、テレビ、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、ポットの6点セットが配布されます。その他自立支援セットとして布団、カセットコンロ、タオル、洗剤、石鹸、米などの配布が決まっています。
次に集めるものは、ここから漏れる家財かと思いますが、ドライヤー、鍋などの調理器具、食器(バラは受け付けない。箱入りのものに限る)、暖房器具(こちらは梅雨明けまで寒い)かと思います。皆さんのお宅で使っていないものがありましたら相馬市の被災者のためにお送りください。ただ、倉庫などの関係もありますので、事前にフー太郎の森基金にご一報をくださいますようお願いいたします。岡野さん、がんばれ!
前駐在員の岡野鉄平さんは震災直後に帰国し、これまでフー太郎の本部事務所とエチオピア事務所をまたぐ仕事を手伝ってくれながら、二度相馬市の事務局を訪ねてくれていました。そしてこのたび新しい職場が決まり、ケア・インターナショナルの生活支援マネージャーとして岩手県宮古市に赴任し、緊急支援の現場で一年間働くことになりました。エチオピアの支援に次いで、東北のために力を貸してくれる岡野さん、頼もしいですね。
松本支部の小松さん宅でお子様の受け入れ
東京のアパート提供のお話
東日本の震災・原発事故に心を痛め、ご自身の住んでいらっしゃるアパートに空き室があったので、そこを借り上げて提供される方があります。
被災者の方にお子さんがおられると新学期のこともあり、急ぐ必要があると思い、1軒とのことですが、必要な方に支援が届けばとのことです。
会員の皆さんの安否確認を行っております
これまでのところ、大方の皆さんはご無事のご様子ですが、相馬市の会員さまに関しましては、家の流出が1軒、半壊が1軒、床上浸水が1軒確認されています。また、南相馬市などで避難でお電話が通じないと思われる方が多数あります。こちらはこれからもコンタクトを取り続けます。
それから会員の皆様や関係者の方で、何かお困りのことがございましたら、何なりとご相談ください。様々なネットワークを持っておりますので、できる限りのことはさせていただきます。
力を合わせてこの困難を乗り越えていきましょう。一人ではできないことも、皆が一緒なら何とかなりそうです。フー太郎の森基金は、これまで皆様のお力添えでここまで歩ませていただきました。私たちも皆様のお力になりたいと思ってりおます。
ご連絡はフー太郎の森基金事務局:0244-38-7820まで。