2011年9月アーカイブ

ケニアのワンガリ・マータイさん死去

マータイさんを偲ぶ.jpgアフリカの植林に貢献したケニアのワンガリ・マータイさんが死去されました。アフリカ初のノーベル賞(平和賞)を頂いたパワフルな女性でしたが、癌には勝てず71歳の人生を閉じました。彼女が受賞したころ、「アフリカに木を植えるなんて無駄」そう言われながら、私はエチオピアの植林に着手していました。だからアフリカの植林でノーベル賞を頂いたニュースは、自分のことのようにうれしかったのを覚えています。初来日した折、私は着物で正装し、マータイさんに会いに東京に行きました。「エチオピアに木を植えているんです」という私の話に「へ~、あのエチオピアに木を植える人がいた!」と喜んでいました。彼女の受賞後、アフリカの植林は初めて市民権を得たような気がします。 マータイさん、お疲れ様でした。あなたの功績をアフリカは語り継ぐことでしょう。どうぞ安らかにお休みください。

上総支部から家具のプレゼント

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以前よりご案内していたテーブルや戸棚、食器棚などの家具の提供ですが、923日フー太郎の森基金上総支部によって「相馬基地」に運び込まれました。到着と同時に予約をしていた被災された方々が訪れ、座卓とテレビ台数点を残すだけになってしまいました。被災者の皆さんは自立のためにお店の再開を考えていて、これらの家具は新しいお店で役立ってくれそうです。これからの支援は自立をしようとしている個人を全面的にバックアップして、一人ずつ立ってもらうことだと思います。

東北巡礼で被災地に人を呼び込もう

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津波で被災した4県をつないで、「震災巡礼88カ所札所」を選定することを東北4県の活動家らに呼び掛けています。震災から半年以上が過ぎましたが、今一番大変なのは「雇用」の確保です。福島は原発事故で1次産業が壊滅的打撃を受け、なかなか思うようなスタートが切れません。

観光地としても劣化してしまいました。

そこで新たに東北に人とお金を呼び込む方策を考えたのが、この東北巡礼。これはどんな小さな町も回れるし、新たな観光開発が必要ありません。滞在時間が長いのでお金も落としてもらえます。家族を失くした人は全国の皆さんが巡礼してくれると癒されるでしょう。また、津波の記憶を風化させないことにも一役買います。25日、四県合同の初めての会議が仙台市で開催されます。

 

関連記事

河北新報に「東北巡礼」の記事が出ました。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110921t65008.htm

鎌倉で震災ボランティアの報告会が開催されました

⑦鎌倉での報告会.jpg9月15日、鎌倉の「cocomo」で相馬市・新地町で「鎌倉組」が取り組んだ復興ボランティアの様子が報告されました。326日から、鎌倉の青年が相馬市に入って活動をしたのが、延べ125人。本当にお世話になりました。この活動は当面1年を目安に継続中です。また【緊急支援】→【生活スタート支援】→【在宅被災者支援】→【町づくり】→【自立支援】と移行してきた支援の形について新妻が報告しました。これからは独居老人のケアや町づくりと並行しながら、自立のために立ち上がろうとする個人を一人ずつ手助けしていくことになると思います。

シナジー

⑥シナジー記事.jpg国際協力NGOセンター「JANIC」の発行誌「シナジー」201110月号に新妻が「被災者として、支援者として、復興に関わる」という記事を寄稿しています。シナジーを見ると、これまで海外での支援活動をしていた主だった団体が、3.11を機に、みんな東北に向かって走ったことが分かります。海外での支援活動の経験を国内でもフルに発揮しているのは見事です。

村上美保子さん「新地の昔話」

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相馬の隣町新地町の会員の村上美保子さんが新地の昔話をまとめた本を出版しました。「新地の昔話」(新地語ってみっ会編・新日本文芸協会・500円)には30の昔話が新地弁で記録されています。「人はとかく遠くを、大きなものを見つめ、欲しがりがちだけれど、本当に大切なものは何なのか、本当の幸せとは何なのか」を伝えてくれる心温かくなるお話。この売り上げから100円が、新地町に残る県最古の学校観海堂(津波で消失)の石碑移転に使われます。注文は電話・FAX0244622015(村上さん)までお願いいたします。

第3回未来ゼミナールはいよいよ市民会議招集!

1016日(日)開催の松川浦の未来を語るゼミナールは、市民会議を開催します。話題提供者は松川浦の干潟で新種の巻貝を発見した鈴木孝男氏(東北大学大学院助教)。毎回ゼミ生の熱心な議論がありますが、会議の席で思う存分語ってみましょう。ゼミ生以外の傍聴も可能です。

④鈴木孝男氏・市民会議チラシ.doc

日本女子大学住居学科相馬調査

③日本女子大相馬調査.jpg

957日、日本女子大学の平田ゼミ(住居学科)が相馬市と新地町の仮設に調査に入りました。首都直下地震を想定して、避難所や仮設の運営がどのようになされているのかの調査と、シュシュづくりで学生と被災者をつなぐ「絆」プロジェクトのご提案でした。相馬の村田さん、新地の村上さんからは、同行した私も心を動かされるいくつもの話が聞けました。

また平田先生はフー太郎の森基金のエチオピアの「自立に向けたプログラム」について共同研究をしてくださる方です。震災でしばらく途絶えていた日本女子大学との「村落開発プロジェクト」を今回結び直してくださいました。

相馬の教育現場を取材しました。

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神田外語×旺文社のホームページ「英語の力」の依頼で、新妻が相馬市の中学・高校の「先生熱血ボイス」の取材・執筆を担当しました。震災による同級生や家族の死、自宅の流出や親の失業、また原発事故による学校の移転など、教育の現場は大きな混乱の中にありました。それでも子供たちにはいい学校生活を送ってほしい、この凄まじい経験を前向きにとらえさせるのが教育だと、踏ん張る先生方の姿がありました。来月にも2件アップされる予定です。

http://teachers.eigonochikara.com/guidance/voice11/index.html

http://teachers.eigonochikara.com/guidance/voice12/index.html

株式会社イーオクトから被災者に洗剤提供

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カエルのマークでおなじみのドイツ製のエコ洗剤フロッシュが、輸入販売元のイーオクトさんから相馬市の仮設に大量にプレゼントされました。9種11本もの配布に、皆さんエコバッグや一輪車持参で参加。お部屋がピカピカになりそうですね。

世界救世教・名古屋お花のプレゼント

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8月30日、フー太郎の名古屋の会員さんの紹介で、世界救世教名古屋の皆さんが、相馬市の4か所の仮設住宅で計500個のプランターに苗木を植えてプレゼントしました。殺風景な仮設がいくらかでも華やげばと、名古屋の市民の皆さんが家庭で苗木を育ててくれました。栃木県鹿沼市の腐葉土から放射能が出たことで、相馬の量販店はどこも培養土の販売を自粛。大型トラックで土と苗を運んでくるという大掛かりな作業でした。「花を植えたくてもお店まで遠いし、重くて運べなかった。本当にうれしい」と喜んでもらいました。

京都文教大学ボランティア隊

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8月29日~9月1日、京都文教大学の学生、教職員20名が相馬市にボランティアに入りました。松川浦の遊歩道片づけ、仮設のプランターづくりと洗剤配布、独居老人宅泥掻き、イチゴの苗植えつけ、海水浴場清掃など短期ながら様々なメニューをこなしてくれました。特に遊歩道の片付けはポニー牧場やはぜっ子倶楽部、鎌倉組のメンバーらも加わり、40名ほどで倒木を除け、塞がっていた道を切り開く作業に従事。大いに汗をかいただけに達成感もひときわでした。

荒祐さん帰朝報告会

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8月26日、エチオピア植林ツアーに参加した荒祐さん(72)が、相馬市生涯学習会館で帰朝報告会を行いました。お年とは思えぬ体力と食欲、植林の仕方も「満点!」とエチオピア人スタッフから褒められた荒さん。さまざまなことにカルチャーショックを受けながら、エチオピアの食事もよく食べ、実に楽しく過ごしてくださったようでなによりでした。「是非1度は行く価値があります」と相馬の皆さんにお伝えしておりました。

第2回未来ゼミナールで伊藤香織氏語る

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94日、第2回松川浦の未来を語るゼミナールは、東京理科大学准教授の伊藤香織氏を招き「危機を乗り越えた町のデザイン」というテーマでお話を頂きました。テロ、戦争、麻薬売買などで人の近寄れなくなった町を、人々は見事に再生して新たに人々を呼ぶ町に作り変えていました。これからの町づくりに大いに役立つヒントがいくつもあり、夢中でメモを取るゼミ生が多かったです。ゼミナールの様子は以下でご覧ください。

講演会 http://www.ustream.tv/recorded/17205489

意見交換会 http://www.ustream.tv/recorded/17206593

それから講演会で出てきたブラッドフォード(英)の都市計画のプロモーションビデオはいろいろ触発されます。Youtubeの映像をお楽しみください。

http://www.youtube.com/watch?v=nr2ZzLWcb48


仙台白百合学園講演会

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9月3日、仙台白百合学園で新妻が講演しました。これはもう10年ほど続いている国際理解講座で、フー太郎の森基金の活動や森の大切さ、不可能を可能にしてしまう意志の力などについてお話してきました。今年はそれに合わせ、震災以後のボランティア活動についても話し、これからの町づくりは若者が主役になるよう励ましました。

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