2009年9月アーカイブ

全国キャンペーン無事終了!

8月17日から2週間(通算177~190会場)開催された第11回フー太郎の森基金全国キャンペーンが無事に終わりました。各会場を主催くださいました皆様、会場にお運びくださり会を盛り立ててくださった皆様、また会には参加できなくとも募金や裏方でご参加くださった皆様、皆様の並々ならぬご努力で本当に充実した時間を刻めましたこと、感謝申し上げます。

今年はいつものキャンペーンと違ったことがいくつかありました。

①5代目駐在員岡野鉄平の報告会、②東北限定開催、③収益金の使い道をカンカニの学校建設に明確化、④新たなアーチスト小野雅也さん(サックス)の参加、など。参加者の皆さんは、現場の臨場感たっぷりの話を聞き、古屋和子さんの「シアトル酋長のメッセージ」に背筋を伸ばし、若手ミュージシャンらの爽やかな音楽に心を弾ませてくださったことと思います。事務局には「もっといろんなひとに聞いてもらいたかった!」との声があちこちから寄せられています。

ところで、一番気になるキャンペーンの収益ですが、会計報告はまとまり次第ニュースとしてお流ししますが、カンカニの学校を作るために最低限必要な資材費10万円は、今回のキャンペーンで確実に達成したようです。カンカニの子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。本当にどうもありがとうございました。

人間の尊厳が試される大地

IMG_6557.JPG  温暖化のせいでしょうか、日本も異常気象の夏になってしまいました。エチオピアの私たちの活動地でも、雨期が1カ月遅れたようです。普通6月下旬から雨が降り出すのですが、一向に降らず、水道からの水も3週間止まったようです。これまで1週間水が来ないという経験はありましたが、3週間とは、近年ありませんでした。

 私たちが植える木は3mほどになれば自力で育っていくものですが、今年ばかりは方々で枯れていました。この間、村の人々はどんな暮らしをしていたのでしょう。今回すっかり雨が降り出した7月末に、私はスタディツアー参加の会員をお連れしてエチオピアを訪れましたが、その凄まじさの一端を垣間見ることになりました。

 私たちの掘った溜池のひとつを訪ねた時のことです。雨期の雨を得て、溜池は満々と水をたたえているのですが、何か様子がおかしいのです。そう、私たちが周囲に植えた木が全部折られているのです。おまけに牛の水飲み場や洗濯場にはたくさんの石が突っ込まれ、併設された畑にも緑らしきが何もなく見る影もありません。

 話を聞くと、雨期が1カ月遅れ、人々は溜池の底の泥水を3日に1回順番にすくっていたようです。しかしいよいよ状況が厳しくなると、管理を任されている9家族が、他の人々に「水を使うな」といい出した。確かこの溜池は200人ほどが使っていたはずです。案の定、騒動が起き、この顛末だったようです。

アムハラ州は70・80年代に大干ばつで多くの人々が亡くなった所です。水のない恐怖は私たち以上に彼らのDNAに刻まれていることでしょう。実は、アフリカの紛争の多くは、水問題によって引き起こされています。「アフリカは民度が低いから」という方がありましたが、皆さんはどう思いますか。ギリギリの状態で、私たちは果たして分け合うことができるでしょうか。

「もちろん!」といい切る勇気が私にはありません。待てばいずれ給水車が来るわけではない灼熱の大地です。余裕があるからこそ私たちは理性的でいられるのでしょう。人間の尊厳が試されるような厳しい現実が、まだまだアフリカにはあるのです。

第11回全国キャンペーン終了しました!

DSCF0297.JPGのサムネール画像 東北地域限定で開催されました、フー太郎の森基金活動報告会キャンペーンが、14日間の全日程を終了しました。

 各地の支援者に熱い思いを届け、そして活動のパワーをいただきながらの毎日でした。最終日は、アーティストの皆さんが駆けつけてくださり、フィナーレにふさわしい開催となったのでした。

 会場に足をお運びくださった皆様に感謝申し上げますとともに、今回の収益によりカンカニ地区に学校を建設する資金のめどが立ちましたことをご報告いたします。

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