戸別訪問をしながらアンケートを取っているが、在宅被災者の中に独居老人が数多く含まれていることが分かりました。これまでは歩いていける距離にスーパーが2軒あったのですが、今は最寄りのスーパーまで3キロ以上あります。郵便局も信用組合もなくなりました。しかもまだ電話が不通の地区がかなりあるのです。
「車を出す人があれば、誰かれなく声を掛けて乗せてもらう」との話も聞きました。「車輪のついているものなら何でも欲しい」との声も。近く東京都の放置自転車が200台届く予定ですが、お年寄りの生活にどれだけ役に立つかは不明。行政に提言し、根本的な支援の見直しが必要です。