相馬市和田地区では9軒の農家が組合を作り100棟のハウスでイチゴを作っています。今回の津波でハウスの8割が被害を受け、最盛期のイチゴがほとんど駄目になってしまいました。
相馬市にとって観光は大きな収入源で、潮干狩やカニなどの海の幸とセットに観光イチゴ園があります。船の喪失や原発事故で漁業での集客が見込めない今、来年イチゴ園を再開することが、相馬市の観光にとって大きな意味を持ちます。しかしイチゴ組合も高齢化が進み、この甚大な被害に難儀していました。
フー太郎は5月7日よりイチゴ組合支援に入りましたが、5月13,14日は南相馬市のポニー牧場、岡野号からのボランティアが大勢イチゴ園に入りハウスの解体作業を手伝いました。泥の掻き出し、ビニールシートの片付けなどみなさん、ハードな仕事に精を出してくれました。