南から台風が近づいている5月29日、第3回仮設入居者への生活支援物資配布会は開催されました。今回は東グラウンドの80戸が対象。小雨混じりの中、仮設入居の皆さんが家族連れでやってきて大いに盛り上がりました。電化製品と家具から1点、その他はいくらでもという会ゆえ、皆さん大きな袋を抱えながら、6つのテントを熱心に見て回っていました。中古車日産ローレルの抽選も行われました。
2011年5月アーカイブ
第3回生活物資配布会は小雨降る中、熱く開催
新地町福田仮設で支援活動あれこれ
5月25日、鎌倉から若者15人がマルチな支援活動を行った。①200人分の炊き出し:昼のメニューはタコ焼、肉の生姜焼、あら汁。夜のメニューは餃子、焼きサバ、焼き鳥、海藻汁、ロールケーキ(上総支部提供)。豪華メニューにみなさん大喜び。②髪カット:2人の美容師さんが次々とお客をこなす。③化粧品配布:ご婦人がたのパワーに圧倒される。④マッサージ:朝から順番待ちで足裏マッサージを体験。⑤ミニコンサート:ドリカムのバックも務めるガッツ君の2度目の訪問。相馬の幼稚園2か所、福田仮設を巡る。⑥相馬のいちご園のハウスの泥掻き作業。
朝8時半に出動し、こちらに戻ったのが夜の9時近く。みんな本当に頑張りました。福田を訪れるのはこれが4度目。皆さん仮設に入ったせいか表情も明るく、私達との距離感もぐっと近づいた感じでした。私たちはみんなの喜ぶ顔が見たいだけ。
東北から発信する東日本大震災
EPO東北(東北環境パートナーシップオフィス/環境省)http://www.epo-tohoku.jp/index.htmlでは、
東北に暮らす人々や復興に向けて歩みだした人々を取材し、生の声を発信しています。
3月11日、あの日何が起こったのか。未曾有の大震災から目をそらさず、忘れないでほしい。そんな願いが込められています。
フー太郎の森基金 新妻代表のインタビューも掲載されていますので、どうぞご覧ください。
http://www.epo-tohoku.jp/3.11/index.html
エチオピアの人々の祈りを日本へ-GO JAPANキャンペーン
在エチオピア日本人会有志により、東日本大震災復興支援として『GO JAPANキャンペーン』が立ち上がりました。
キャンペーンは、1個500円の牛革製バングルの販売です。このバングルは、多くのエチオピアの人々が日本を想い、1日も早い復興を願って、職人が丁寧に1つ1つ編み上げたチャリティー商品です。
お申込みは、【一般社団法人日本エチオピア協会 GO JAPANキャンペーン】http://saba.air-nifty.com/mocha/
エチオピアの人々が日本の復興を祈って作るバングルを 買って、キャンペーンにご協力ください!!
長野県松川町から被災地に
イチゴ園でのボランティア募集(水・土曜日、日帰り)
WWFやEPO東北が取材、支援の体制作り
震災復興を長期で支えようと、WWFが松川浦に入りました。沿岸の自然環境や漁場調査を行い、回復計画を策定して実施を支援しようというもの。当面5年計画で取り組みがスタートしました。
EPO東北も震災での被害とそれに対する環境団体の支援活動を記録にとどめ、今後の災害に生かそうとリサーチをしています。
フー太郎の森基金は本来エチオピアで緑化と水資源開発を行う団体ですが、事務所のお膝元が被災したおかげで、地域の復興に関する仕事や、市外からやってくるボランティアと現場を繋ぐ中間支援組織的な活動も積極的に行っております。他の団体との連携でさらに充実した活動になっていけばいいと思っています。
観光イチゴ園を支援する意味
相馬市和田地区では9軒の農家が組合を作り100棟のハウスでイチゴを作っています。今回の津波でハウスの8割が被害を受け、最盛期のイチゴがほとんど駄目になってしまいました。
相馬市にとって観光は大きな収入源で、潮干狩やカニなどの海の幸とセットに観光イチゴ園があります。船の喪失や原発事故で漁業での集客が見込めない今、来年イチゴ園を再開することが、相馬市の観光にとって大きな意味を持ちます。しかしイチゴ組合も高齢化が進み、この甚大な被害に難儀していました。
フー太郎は5月7日よりイチゴ組合支援に入りましたが、5月13,14日は南相馬市のポニー牧場、岡野号からのボランティアが大勢イチゴ園に入りハウスの解体作業を手伝いました。泥の掻き出し、ビニールシートの片付けなどみなさん、ハードな仕事に精を出してくれました。
美容師さんと避難所巡り
第3回仮設入居者生活支援物資配布会
今回の第3回仮設入居者を対象にした生活物資の配布会ですが、5月29日(日)、東グラウンドの155戸を対象に行います。相馬市角田公園多目的広場(テニスコートとなり/相馬市北飯渕1丁目15-1)を会場にします。9~12時に荷物の搬入、13時から配布になります。皆さまからの物資の提供をお待ちしております。
詳細はこちらをご覧ください⇒ 被災者をみんなで支えよう・角田②.doc
第2回「被災者をみんなで支えよう」自立支援物資配布会が大成功
相馬市の仮設入居に合わせ、市民に家庭用品や家具、電化製品を呼び掛け、入居者に使って頂く会を開催しています。今回は刈敷田仮設に入居する73戸が対象でした。
沢山持ちよられる電化製品や食器は驚くほど。被災者を支えたいという市民の温かい心がうれしいですね。入居者の皆さんも仮設との間を何往復もし、家族連れでお気に入りの品物を探しておりました。
またポニー牧場、相馬市ボランティアセンター、フー太郎相馬支部、はぜっ子倶楽部から22人のボランティアが集合し大活躍でした。
Players-国際協力の担い手たち-
第10回総会開催のご案内
5月9日(月)から、本部事務局は完全再開となりました!
事務局への問い合わせに対応しきれず、皆様には大変ご不自由をおかけしました。
3月26日開催予定の総会が延期のままでしたが、開催の準備が整いましたので、以下の通りご案内申し上げます。正会員の皆様に往復ハガキにてご案内を郵送しましたが、避難によるお住まいの変更で郵便が届かない方は、総会案内と委任状の電子データをご利用ください。返信はFAXでも受け付けます。
元気な笑顔でお迎えし、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
特定非営利活動法人フー太郎の森基金第10回総会
◇開催日時:平成23年5月22日(日) 13:30~
◇開催場所:相馬市振興公社ビル 6階 第1会議室
(JR相馬駅隣接、通称駅ビル)
電話:0244-35-5544
◇議事内容:変更ありません
◇開催案内: 総会案内と委任状.pdf
◇交通情報:福島市-相馬市のバス運行(相馬営業所乗降)
http://www.fukushima-koutu.co.jp/bus/pdf/20110516_smfs.pdf
浜岡原発停止
観光イチゴ園のハウスの片付け
瓦礫で埋まった側溝掃除
川崎ファミリー&小関さん大活躍
中古車を下さい
第2回仮設入居者生活自立支援物資配布会
大好評だった仮設入居者を対象にした生活物資の配布ですが、第2回は5月15日、相馬市新沼刈敷田の刈敷田集会場を会場にします。午前9~12時に荷物の搬入、午後14時から配布になります。皆さんからの物資の提供をお待ちしております。詳細は添付の書面をご覧ください。
仮設入居者への生活物資配布会
相馬市では4月30日に第1回の仮設入居が始まりました。そこで、今回入居の58戸を対象に、5月1日、フー太郎の森基金は電化製品や家具、日用品などの生活物資の配布を行いました。相馬市の回覧での呼びかけに応じた相馬市民が、午前中は続々会場の角田公園に物資を運び込み、午後には入居者への配布会となりました。
今回は市内だけではなく、東京、横浜、山形、古川、仙台、猪苗代、須賀川、福島、南相馬などのメンバーが大量の物資を車に乗せて駆けつけ、あるいは宅配便で送付くださいました。
お陰で入居者の皆さんは豊富な品物の中から、お気に入りのものを自由に選ぶことができ、大変喜んでいただけました。今回は中古車(三菱スペースギア)の抽選会のお楽しみもあり、結構な盛り上がりでした。
今後、配布会は仮設の入居に応じ、2週間に1度のペースで行う予定です。次回は5月15日、刈敷田集会所が会場です。
相馬市の津波被害の状況を発表
「東日本大震災緊急報告会 地域の復興と湿地」(ラムサールネットワーク日本主催)が4月30日国連大学内GEOCセミナールームで開催され、新妻代表が福島県相馬市の被害の様子を報告しました。東北最大級で、最も生物多様性の高い相馬市の干潟松川浦が、1000年に1度という撹乱で、地形も植生も激変してしまい、豊かだった生物相が壊滅的な状況にあることなどを話しました。その他、呉地正行さんが世界最大級の震度を示した宮城県栗原市の被害の様子、岩渕成紀さんが宮城県での支援の状況、稲葉光圀さんが放射能で汚染された田んぼの様子と植物による除染について報告しました。
http://www.ustream.tv/recorded/14366468