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そのほかの事業

木を切らない努力の提言 

「Myはし」推進運動 

日本では年間250億膳もの割りばしが消費されていると言います。その数を木造一軒家に換算すると2万軒分!それほど日々大量に使い捨てされている割りばしの98パーセントは中国やベトナム、タイ、インドネシアなどのアジアの国からの輸入品です。間伐材で作られている日本製の割りばしもありますが、中国などでは割りばし生産のために多くの木が伐採されています。

そこでフー太郎の森基金(FFF)では、木を切らない提言のひとつとして「マイはし」の携帯を推進します。レストランや食堂、またはお弁当を買うとき、割りばしではなく「Myはし」を。誰でもすぐに始められる森林保護の第一歩です。

★「Myはし」は当サイトの「フー太郎のお店」でも販売しています。

FFFがおすすめする「雑古紙再生トイレットペーパー」と「ペーパーカバー」

紙をつくるには、原料のパルプとなる木を切らなくてはなりません。古紙の再利用率が年々上昇しているとはいえ、紙を作るために木は伐採され、森林破壊への原因になっているという現状()は依然変わりません。

FFFが木を切らない提言のふたつめとして掲げているのが、雑古紙を再生したトイレットペーパーの普及です。雑古紙とは、再利用できず焼却されるしかない雑誌やメモ紙、封筒など紙の切れはしのことで、実は燃えるゴミの半分以上が雑古紙なのです。つまり、こうした雑古紙の再生は、ゴミの減量化、ひいては温暖化の原因になっているCO²削減にも貢献できるのです。また、FFFが取り扱う社会福祉法人 協働学舎(東京都町田市)製造のペーパーは、ダイオキシン発生の原因となる塩素系漂白剤を使用しておらず無漂白。環境にはもちろん、体にもやさしい製品といえます。

トイレットペーパーは、これ以上再利用出来ないもの。大切な資源を有効利用するためにもバージンパルプの紙ではなく、雑古紙再生のペーパーをおすすめします。

おしゃれなカバーに入れると・・・

FFFではトイレットペーパーのこんな使い方も提案しています。布製カバーに入れると、ほら、おしゃれに変身しちゃいました。これだと机の上や食卓に置いても大丈夫!

(※)国産パルプの原材料となる木材の構成比は、植林などによる人工林が35%、建築用製材の廃材など29%、天然林材が36%となっている。(2007・日本製紙連合会調べ)

「どんぐりを植えよう!」プロジェクト

♪どんぐり ころころ どんぐりこ♪の童謡でおなじみのどんぐり。幼い頃はコマややじろべえを作って遊んだりしたものです。このどんぐりにはいろんな種類があるということご存じですか?ブナ科のクヌギやナラ、カシワなどの木の果実を総称して「どんぐり」というのです。ひとくちにどんぐりといってもいろんな種類があるのですね。

FFFでは、身近にできる緑化活動として、近隣の山にマテバシイという木の苗を植える活動をしています。また、全国でもこの活動を広めていこうと、どんぐりを育てたいという方に、マテバシイのどんぐりを提供しています。

どんぐりをお送りします。
「どんぐりを植えよう!」プロジェクト参加申し込み方法

封筒に「どんぐりを植えよう!プロジェクト係」と記入して、返信用の120円切手を同封し、基金事務局宛にご郵送ください。こちらで選別したマテバシイのどんぐりをお送りします。

マテバシイって?
【属名】ブナ科マイテバシイ属 高さ10〜15メートル、幹は直径約1メートルに達する常緑高木。本州から四国、九州に分布しています。6月〜8月にかけて花が咲き、翌年の秋に堅果(どんぐり)が実ります。公園や街路樹として目にすることが多く、防風、防火林としても植えられています。古くは縄文人がその実を食べていたともいわれています。
どんぐりの育て方
マテバシイは比較的簡単に育てられます。
植える場所はお庭やプランター、植木鉢などどこでも大丈夫。日当たりの良い、水はけの良い場所で育成してください。
秋に植えると、翌年の春には芽を出します。鉢植えでも3メートルほどになれば、場所にもよりますが結実することもあるようです。

※この育て方は、私たちの経験を基にしています。よりよい方法がありましたらお教え下さい。

フー太郎の森基金の講演会・出前講座                     

FFFでは、毎年開催している全国キャンペーンのほか、ご依頼があれば基金理事長や、元駐在員による講演会や出前講座も承っています。環境や資源に対する関心や、支援の輪を広げることを目的としており、エチオピアの水問題や森林資源の現状、FFFが行ってきた植林をはじめとする諸活動についてお話しさせていただきます。依頼ご希望の方は事務局までご連絡ください。また講演料などについてもお気軽にご相談ください。

絵本「フー太郎物語〜森におかえり」読み聞かせ支援

基金設立のきっかけとなったフー太郎との出会いと冒険をつづった絵本「フー太郎物語〜森におかえり」(絵・葉祥明 文・新妻香織/ 自由国民社 )

ふくろうのフー太郎との出会いと冒険を綴った絵本「フー太郎物語〜森におかえり」。この本を読み聞かせの題材として使用してくださる、図書館、幼稚園、保育園をはじめ、読み聞かせボランティアの方を募集しています。スキルアップのため「フー太郎物語〜森におかえり」のCD(朗読:古屋和子)を提供いたします。

★「フー太郎物語〜森におかえり」の絵本、朗読CDは当サイトの「フー太郎のお店」でも販売しています。

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