私たちについて
フー太郎の森基金とは?
アフリカの水と緑といのちを守るため、心に緑の種を蒔こう。
フー太郎の森基金は、アフリカの人々が生きていくために何よりも必要な「水」の問題に、木を植えることから取り組む団体です。
私たちが植林活動を行っているラリベラは、エチオピア北部にある人口2万人にも満たない小さな町。この町と周辺の3つの小学校に「環境クラブ」を組織し、クラブに参加した子供たちと種から苗を育て、1本また1本と植林をし育てています。「教育」という方法で植林に取り組むこと、つまりそれは「人々の心に緑の種を蒔くこと」。そう私たちは考えています。
そもそも木を植えるのになぜ、「教育」という手段を選んだのか。
人とお金を投入し、公共事業的に大掛かりな植林を行えば、迅速で効率的かもしれません。しかし、はたしてそれで問題は解決するのでしょうか。
たくさんの木を植えても、そこに暮らす人々が、木や森が果たす役割を理解しなければ、せっかく植えた木も再び切られてしまうでしょう。また、木を育てても計画的に利用する術を知らなければ、豊かな森はいつまでたっても再生しません。
そうならないため、私たちは「教育」という手段をとりながら緑化活動を行っています。この活動の最終的な目標は、そこに住む人々が、自らの手で森を守り、育んでいけるようシステムを構築すること。時間も根気も必要な方法ですが、私たちはこれからも、木を植えることは大地を、水を、そして命を大切にすることの最初の一歩なのだとメッセージを送り続け、現地の人々と共に歩んでゆきます。
まずは、私たちがなぜ木を植えるのかを知ってください。